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ギターアンプとは?

アンプとは?

ギターアンプの「アンプ」は、実は略語で、正式には「アンプリファー」といいます。日本語にすると「増幅器」でしょうか。エレキギターから出る音は、本来とても小さいもので、その音を大きくする(増幅する)ために必要なのが、ギターアンプです。つまり、ギターとスピーカーをつなげたたけでは音が出ないので、その間につなぐものがアンプということになります。

また、もう少し詳しく説明しますと、アンプにもさらに「プリアンプ」と「パワーアンプ」という2つのものがあります。「プリアンプ」には、ギターから受け取った音の信号を、ある程度の大きさまで増幅させることと、音色を決定する役割があります。「パワーアンプ」には、プリアンプより受け取った音の信号を、スピーカーで鳴らせるだけの大きな音までさらに増幅させる役割があります。

つまり、ギターを演奏して、スピーカーで音が鳴らされるまでの順番は、 ギター → プリアンプ → パワーアンプ → スピーカー というようになります。

真空管とトランジスタ

アンプは音の信号を増幅させるためのものですので、必ず電源が必要です。その電源部分に使用されるものに、2つ種類があります。それが、「真空管」と「トランジスタ」です。

真空管は、読んで字のごとく、真空状態のガラス管を使用しています。そのガラス管の中に電極が入っていて、真空管を熱することで、電子を飛ばし、そのエネルギーを利用して音の信号を増幅させていくものです。トランジスタは、真空管の代わりに「ダイオード」というものを使って、真空管と同じような電子のやり取りを行います。

真空管の方が、歴史が長く、昔のオーディオやテレビやラジオなど、音が出る電化製品は、すべてが真空管アンプを利用しているものでした。ただ、真空管は、大きな電圧を必要とし、長く使用することで劣化するため、取り替えることも必要です(電球にも寿命があるのと同じです)。また、真空管の状態や、熱の温度によって、音色も変わります。ノイズなどもあります。それに対し、新らしい技術のトランジスタは、小さな電圧で十分に活躍してくれます。真空管に比べると劣化も小さく、いわゆる安定したキレイな音が出しやすいと言えます。

だとすると、真空管よりトランジスタの方が優れているの?と思ってしまいそうですが、そうとは言い切れません。そこが音楽の奥深く面白いところで、 キレイな音=いい音 とは限らないからです。

マーシャルJCM900(真空管) マーシャルJCM900(真空管) ローランドJC-120(トランジスタ) ローランドJC-120(トランジスタ)

「CDよりもレコードの音の方が、暖かみがあっていい」という人が多いのも、これと同じことだと思います。実際、プロのギタリストでも、真空管アンプの魅力にこだわる人がとても多いのです。全国ツアーなどにも扱いが大変であるにもかかわらず、真空管アンプを持っていきます。ノイズがあっても、それが心地よい音であることもあります。逆に、ノイズがほとんどなく、クリアな音でも、もの足りなく感じることもあります。
音楽は人の心で感じるものですので、電気的な技術が優れているかどうかとは別物です。真空管にもトランジスタにも、それぞれの長所や短所があります。好みの音や、扱いやすさなど、「自分のお気に入りのアンプ」を見つけることが大切です。

コラム:真空管の交換について

上でも述べています通り、真空管には寿命というものがあります。自宅で使用する白熱球なども交換する必要があるのと同じ理屈です。
ただし、白熱球は近くのスーパーなどで買って自分で簡単に交換できますが、真空管の交換は簡単には出来ません。専門の技術を持った業者に交換を依頼することになります。真空管は、音色を決定している部分ですから、新品に交換したら、交換直前の状態とは当然音色も変わります。中には、寿命がつきる直前が一番いい音だ、なんていう人もいます。トランジスタと比べ、その日その時で音が違うのが真空管アンプです。ですので、交換のタイミングは慎重に考えましょう。
音量が極端に小さくなってきた、とか、真空管の中が黒ずんできた、という場合、交換の時期が近いと考えていいと思います。いずれにせよ、アンプの修理業者などに、状態を見てもらい、相談して決定するようにしましょう。

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